日本酒は、まだまだアメリカ人にとって馴染みの薄い飲み物である。日本酒の消費の9割はレストランであり、家庭やホームパーティーで気軽に楽しむ飲み物には、まだ残念ながらなっていない。
その理由の一つに、日本酒の本当の味や飲み方が紹介されているメディアが少なく、日本酒(サキ)はアメリカ人にとってスシバーに行った時に飲む特殊な飲料という位置づけがあることが挙げられるだろう。また、価格も高く、マーケットでの商品陳列方法やラベル情報が乏しいのもその原因だ。
さて、今回は大雑把ではあるが、日本酒の簡単な選択方法をお教えしよう。
まず、合わせたい料理は何かを決めることが重要。日本酒は、ワインと同じように料理を引き立てる食中酒だと理解していただきたい。
牛肉料理:純米や純米生もと造り(九州、東北、関東、北陸、灘産)がお勧め。
鶏肉料理:吟醸クラス(広島、新潟、灘、北陸、関東産)がお勧め。
魚料理:吟醸クラス、大吟醸クラス(新潟、広島、四国、京都産)がお勧め。
もちろん、味付け、調理方法によって合わせる酒は異なってくるが、とりあえずは、産地によって試してみるのは面白いのでは。