<味噌って何?>
味噌は大豆や米、食塩、麹(発酵食品を製造する際に用い、穀物に菌を繁殖させたもの)などを混ぜて発酵させたペースト状の調味料。日本のどこの家庭でも必ずと言っていいほど常備されており、日本の食文化には欠かすことが出来ません。作り方は、日本各地さまざま。大豆に米や麦などをブレンドしたり、食塩や麹の配合によって甘さや辛さを調節し、それぞれの味を作り出します。沢山の種類がある味噌ですが、製造方法で大きく分けると赤味噌と白味噌の2種類に分けられます。主原料である大豆を蒸して作るのが赤味噌、茹でて作るのが白味噌。日本では一般的に赤味噌が主流である地域と、白味噌が主流である地域とに分かれるので、旅先などで新しい郷土の味に出合うことができるのも、また楽しみのひとつです。

<味噌でパワー全快>
「医者に払うなら味噌屋に払え」。これは、その昔日本にあったことわざです。今となってはこれは極端かもしれませんが、それだけ味噌には栄養がぎっしり詰まっているということ。味噌の主原料である大豆は「畑の肉」とも呼ばれ、ビタミン、たんぱく質、食物繊維などの栄養素が豊富です。これらは高血圧防止、コレステロールの低下、消化促進作用、毒素分解作用、肩こり解消、美肌などの効果もあり、また味噌汁を飲んでいる人は飲んでいない人に比べて、50%近くもガンの発生率が低いという驚くべき調査結果もあります。

<どんな食材でもぴったり>
味噌汁を始め、野菜を漬けたり、肉や魚を漬けて焼いたり、炒め物に加えたり、ソースやドレッシングの隠し味にと、使い方のバリエーションも豊富です。また味噌は、魚・野菜・肉と、どんな食材とも合う優れもの。素材の持ち味を上手く引き出し、さらに味噌独特の旨みと香りがプラスされ、料理を一層美味しくしてくれます。美味しくて、体にも良い。まさに一石二鳥の万能調味料、それが味噌なのですね。