<海藻好きな日本人>
海藻は、日本の食卓にたくさん上る食材のひとつです。日本食にあまり馴染みのない方でも、寿司ロールに使われる「海苔」はご存知の方が多いのではないでしょうか。ひと口に海藻と言っても、わかめ、海苔、ひじき、昆布、もずく、めかぶなど種類はさまざまです。わかめは、そのままサラダや豆腐などのトッピングにしたり、味噌汁の具にしたり、また海苔はご存知のように寿司に使用したり、日本のファーストフードとも言えるおにぎり、煎餅(Rice crackers)のトッピングにもよく使われます。また、昆布も日本料理の基礎であるスープストック「出汁」作りには欠かせないエッセンスです。日本の食材が買えるお店に行くと、瓶詰やプラスチックのパッケージに入った昆布や海苔の加工食品「佃煮」なども手に入れることができます。このように、種類も用途もバリエーションが多いのが海藻の特徴のひとつです。
<歴史を持つ海草食文化>
ヨーロッパでも海草が好んで食べられている場所があるようですが、実は日本人ほどたくさん海草を食べる民族は珍しいようです。日本人が海草を食べるようになったのは、なんと縄文時代(14000-400BC)だとも言われています。海草はたくさんの塩分を含むため、まだ塩を作る手段がなかった当時の人々にとって、乾燥した海草は塩分補給のための重要な手段だったのかもしれません。
< 海藻で健康かつ美しく >
海藻が健康や美容によいという話は聞いたことがあると思います。それは、海藻が豊富なミネラルやビタミンを多く含んでいるからです。それぞれの海藻には、骨を作るカルシウム、貧血を予防する鉄分、代謝を助けるビタミン
B 、血圧を下げるカリウム、そして便秘を助ける食物繊維などの栄養素がぎっしり詰まっています。驚くことに、カルシウムは牛乳の10 倍以上も含まれてるそうです。また、海藻のヌルヌルネバネバにはフコダインという成分が含まれ、10
年ほど前の研究結果では抗がん作用があることも報告されました。そう考えると、やはり自然の栄養素って偉大ですね。前回の「 納豆」の記事でもヌルヌルネバネバ効果についてはお伝えしましたが、やはり日本人が好きなヌルヌルネバネバの食べ物が及ぼす効果は絶大なのです!
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