Encino, Ventura Blvd.とZelzah Ave.の角に店をオープンしたのは1994年の事。当初は客足も少なかったそうだが、Makoto Sushiのうまさを知る客は徐々に増え、おかげさまで今では忙しくて大変と、オーナーシェフの誠さんは苦笑い。老若男女、様々な人たちが閉店間際の深夜1時近くまで楽しんで行くそうだ。

メニューも、"Tuna Garlic Steak"のような流行りのスタイルも取り揃えるが、"Maguro Tataki"を始めとするトラディショナルスタイルも守り続ける。その理由は、誠さんがラ・シエネガで寿司を握っていた当時からの古いお客さんはもう20年間、この伝統的な寿司のスタイルを親しんでいる。そんなお客さん達のためにも、また日本の食文化伝承のためにも、トラディショナルな寿司のメニューは外せない。一見強面のオーナーシェフだが、内面はお客さま思いのやさしさがあり、話してみるととても気さくな誠さんだ。
 
セビーチェ(ホラ貝:コンチ)$9.95
貝好きにはたまらない一品。ホラ貝はコリコリとした食感とそのうまさがでまるでアワビのよう。トッピングにサルサが使われている所が、なんだか酒のつまみにピッタリだ。セビーチェとは本来白身魚を細かく切ってサルサとまぜるのだが、この期間限定の新鮮なホラ貝をスライスし、サルサは上にのせてみた所に、オーナーシェフのアイディアが光る。また中央にこんもりと盛られているのは、わかめのゆずドレッシングあえ。
ゆずの風味が程よいアクセントになっていて、わかめはひんやりと柔らかく、なんともいえない海の香りがする。

HANABI $5.95
Makoto Sushiオリジナルのこの一品は、その名の通り花火のパチパチしたイメージで考えられてとか。食べてみて、確かにパチパチとくるのはその辛さ。スパイしーツナはわりと辛みが効いていてしかもそれは癖になる辛さだ。おにぎりにからめてあるしょうゆダレの焦げたほろ苦さが全体の風味をぐんと引き立てている。スパイシーツナと合わせるものといったら普通は天かすのような揚げたものだが、おにぎりを揚げるのではなく焼くことであっさり感を出している。

HANABIの魅力に取りつかれた客は多く、take outでこれだけを10個近くオーダーする人もいるのだとか。また辛いのが苦手な人のために、辛みの調節は可能とのことだ。