冷やし中華は日本の夏の風物詩。この冷やし中華、いわゆるサラダ感覚で食すことができるため、暑い季節に好まれる。昔ながらの冷やし中華は、冷たい中華麺の上に細切りにしたハムやチャーシュー、錦糸卵、細切りにしたキュウリを彩りよく盛り付け、醤油と酢、ごま油、砂糖をベースにしたかけ汁をかけて食べるもの。練りからしを添え、
さらに紅しょうがで飾るのが定番。冷たいタレがよく絡まるようにと、ちぢれ麺を使用する場合が多い。各店の特徴はタレの他に麺の上に飾られる具にも反映される。冷やし中華が誕生した背景には、中華料理店店主の汗と涙の努力があったことを語らずにはいられない。夏の季節に敬遠されがちな中華料理をどうすれば皆に喜んで食べてもらえるようになるのか、という考えから始まったと言われているが、『熱いのが駄目ならとことん冷たく』ということで考案されたのが冷水で冷やした中華麺。